バツイチの年上女性との恋愛。60人以上と会った僕が見た現実

土曜の14時に会って、16時前に席を立たれた。3回目にして理由を知った。子どもの習い事の迎えだ。

脈がないのか、生活の問題なのか。バツイチの年上女性との恋愛は、ここを読み違える。離婚歴は減点材料ではないが、加点材料として扱った瞬間に相手には見えている

僕は結婚も離婚もしていないが、会った年上女性60人以上に離婚経験者が何人もいた。

金銭を対価にした性的な関係は売買春であり扱わない(ママ活の違法性を整理した記事)。書くのは相手の生活の現実、やりがちな失敗、子どもとの距離、「離婚協議中」への確認だ。

目次

バツイチの年上女性の側にある現実を、先に並べる

最初に置くのは、こちらの心構えではなく相手の生活のほうだ。順番を逆にすると、そのあとの判断が全部ずれる。離婚を経験していた人たちに共通していた点を、感情を挟まずに並べる。

会える時間は「空いている時間」ではなく「作った時間」だ

独身の相手なら「今週どこか空いてる」で予定が決まる。ところが子どもがいる人の場合、空いている時間そのものが存在しない。誰かに預けるか、家のことを前倒しするか、睡眠を削るかして、その2時間は作られている。

だから食事が2時間ちょうどで終わる。延長がない。冒頭の土曜16時も、僕が嫌われていたのではなく、逆算された終了時刻だった。ここを冷たさだと読むと、こちらが勝手に落ち込んで、勝手に距離を取ることになる。

短い時間を差し出してもらっている側だと分かっていれば足りる。会っている時間の長さで好意を測る癖は、この相手には通用しない。

恋愛の順位が下がるのは、冷めているからではない

返信が来る時間帯が夜に固まる。昼に送ったメッセージが22時になって一気に既読になり、そこから10分だけやり取りが続いて、また止まる。会う頻度も、独身の相手と比べれば確実に少ない。

恋愛が一番でないことは、たいてい最初から決まっている。順位を決めているのは感情ではなく生活の構造で、そこにこちらへの評価は入っていない。優先順位が低いことと、大事にされていないことは別の話だ

予定は前日に消える。試されるのはそのときの反応だ

子どもの熱、学校からの連絡、預け先の都合。楽しみにしていた予定が、前日の夜に消えることがある。相手はたいてい謝ってくる。やたら長い文章で謝ってくる人もいた。

ここで「大丈夫、また今度」より多くを言うと、次から誘われなくなる。落胆をにじませるのも、逆に明るくしすぎるのも、どちらも相手に気を使わせる。短く受けて、あとはこちらの生活に戻る。

日程の代案を即座に出すのも効かない。相手にはまだ次の空きが見えていない。「落ち着いたら連絡して」で止めるほうが、結果的に早く次が来る。

「またダメになるかも」という警戒は、前の結婚に向いている

続くはずだった関係が一度終わっている人は、次の入口で身構える。優しくされるほど身構える人もいる。同じ入口を一度通っていて、そのときも入口は明るかった。

これは目の前の男への評価ではなく、前の結婚から持ち越された警戒だ。自分への否定として受け取ると、「僕は違う」を勢いで示そうとする人が出てくる。だが、証明を急ぐほど、相手の警戒のほうが正しかったことになっていく。

なさ男

冷たいんじゃない。使える時間の総量が、こっちと違うだけだ。

離婚歴を有利な条件だと思った瞬間に、関係は終わっている

ここは冷静に書けない。ネットには、離婚歴のある女性を「条件が緩い相手」として説明する文章がいくらでも転がっている。あれを読んで近づいた男が、なぜ3回目までに消えるのかを書く。

値踏みは、言葉より先に態度のほうに出る

口に出す人はいない。出るのは細部だ。店の選び方が雑になる。予約を取らずに当日探す。会計のときの間が少し変わる。次の約束を「また連絡する」で済ませる。単体なら誰にでもある雑さで、だからこそ本人は気づかない。

だが相手は、結婚生活のあいだずっと、自分がどう扱われているかを測っていた人だ。手を抜かれた場所とそうでない場所の差が、何年分も積まれている。その目盛りが鈍っているはずがない。

値踏みは、値踏みしている本人がいちばん自覚していない。心の中で一度でも計算した男は、その計算のぶんだけ手を抜き、その手抜きだけが相手に届く。

持ち上げすぎるのも、同じ穴に落ちている

逆の失敗のほうが実は多い。「一人で子ども育ててるなんて、すごいですね」「強いね」。敬意のつもりで出る言葉が、受け取る側には距離として届く。

すごい人として扱われた瞬間、その人は「普通の女性として扱われない側」に置かれる。称賛は台座で、乗せられた人は降りられない。僕が会った中にも、この言い方を笑顔で受け流して、そのまま連絡が途切れた人がいた。

離婚歴のある女性がいちばん警戒しているのは、軽く扱われることではない。過剰に持ち上げられることのほうだ。持ち上げる側は必ず、その裏に「自分は理解のある男だ」という自己評価を隠している。それも見えている。

減点も加点もしない、が唯一の立ち位置

「離婚歴を気にするか、気にしないか」で考えているあいだは、まだ相手を条件で見ている。気にしないという判断も、条件表を眺めた上で下したものだからだ。相手が見ているのは判断の中身ではなく、判断しようとする姿勢のほうだ。

離婚歴の欄を見ないで、目の前の生活に合わせるしかない。土曜の16時に終わるならその形で会う。返信が夜だけならその時間に返す。合わせるとは我慢ではなく、相手の時間割を前提にすることだ。

なさ男

雑に扱う男も、拝む男も、やってることは同じ特別扱いだ。

離婚を経験した女性が、次の相手に何を見ているのか

ここは、本人たちから聞いた範囲と、そのあとの行動から逆算した観察だ。離婚の事情は一つとして同じものがない。僕が見た範囲の傾向として読んでほしい。

盛り上がりよりも、途中で崩れないかを見ている

最初の熱が高い男ほど警戒される。理由は単純で、前の結婚も、たぶん最初は熱かったからだ。熱は続かないことを一度証明されている人にとって、初対面の熱量は判断材料にならない。

代わりに見られているのは、3か月後も同じ態度でいられるかどうかだ。連絡の頻度が最初と変わらないか、機嫌の波が小さいか。派手さのない項目ばかりで、しかもこちらから加点しにいけない。減点だけがある。

条件ではなく、揉めたときの態度を見ている

年収でも見た目でもない。予定が崩れたとき、待たされたとき、意見が食い違ったときに、どういう顔をするか。ここを見ている人が多かった。

結婚生活が壊れた場所が、だいたいそこだからだと思う。順調なときの相性で結婚を決めて、揉めたときの態度で終わった。同じ順番をもう一度やる気がないだけだ。

つまり、こちらにとってはドタキャンされた日のほうが本番だ。

子どもを口実にして、距離を測ることがある

「子どもがいるから、そういうのは難しい」と言われることがある。事実としてそうである場合もあれば、こちらの反応を見るための言い方である場合もある。どちらなのかは、たいてい判別できない。

ただ、どちらであっても正しい返しは同じだ。「わかった」と引くことだ。引ける男かどうかを見るための言葉に、押して答えてはいけない

「早く次を見つけなよ」がいちばんきつい、と言われたことがある

23歳から25歳まで、僕はバーテンダーをやっていた。荻窪の店で、離婚してまだ半年だという常連の女性が、グラスを持ったまま「周りが良かれと思って言ってくることが、いちばんしんどい」と言ったのを覚えている。

早く次を見つけろ、いい人いないの、まだやり直せる。全部、善意で出ている言葉だ。だからこそ断りづらい。

ここで男がやりがちなのが、その善意を代弁する側に回ることだ。「もっと自分の幸せを考えていいと思う」と言った瞬間、こちらは周囲の親戚と同じ顔になる。急かさない人は、それだけで少数派に入れる。

なさ男

見られてるのは今の熱じゃない。3か月後に同じ顔でいられるかだ。

やりがちな失敗は、だいたい自分の不安の処理でできている

ここからは失敗の話だ。共通するのは、相手のためにやっているように見えて、実際は自分の不安を処理する行動だという点にある。

やりがちな行動相手にどう届くか代わりにすること
「気にしないよ」と言う気にしている人の言い方だと伝わる話題にしない。生活の話をする
前の夫について質問する過去を査定されていると感じる相手が話すまで開けない
子どもに会いたいと伝える判断を迫られていると感じる相手が決めるまで待つ
「俺が幸せにする」と言う一度聞いた構文だと分かるできることとできないことを言う

「気にしないよ」と言ってしまう

本当に気にしていない人は、この言葉を口に出す必要がない。わざわざ宣言するのは、気にしている自分をなだめるためだ。相手にはその構造が透けて見える。

しかも、この一言は相手を「気にされる側」に固定する。許可を出した形になるからだ。そこで一度できた上下を、あとから対等に戻すのは難しい。

前の夫の話を掘る

「どんな人だったの」「なんで別れたの」。3回目あたりで聞きたくなる。理由を知れば地雷が避けられる、と自分では思っている。

だが実際に欲しいのは安心だ。相手に非がなかったと確認したいか、自分は前の夫より上手くやれると確認したいか。どちらの動機も、聞かれた側には伝わる。

離婚の理由は、相手が自分から話すまで開けない。話してきたときも掘らない。相槌を打って、それ以上の質問をしない。聞かないでいられることが、この関係では技術のうちに入る。

子どもの話を、こちらから先に持ち出す

「子ども、いつか会ってみたいな」。本人としては覚悟の表明で、逃げないという意思表示のつもりだ。

だが受け取る側からすると、これは判断を迫る言葉だ。会わせるかどうかは相手が決めることで、こちらから前倒しできる領域ではない。子どもの話をこちらから先に持ち出すのは、たいていこちら側の不安の処理でしかない

「俺が幸せにする」型の言い方

いちばん効かないのがこれだ。理由は身も蓋もなくて、一度その構文で始まった生活が終わっている人に、同じ構文で話しかけているから。前の結婚で似た言葉を聞いていない人のほうが少ない。

代わりに言うことがあるとすれば、できることとできないことだ。平日は何時まで動けるのか、急な予定変更にどこまで対応できるのか。地味だが、こちらは検証できる。幸せにするという宣言は検証できない。

距離の詰め方そのものに自信がないなら、近づき方から組み直したほうが早い。会話と距離の実務は年上女性の落とし方を7ステップに分けた記事にまとめてある。

なさ男

覚悟を見せたい気持ちは分かる。ただ、それ全部こっちの都合だ。

子どもがいる場合、距離のとり方に正解はない

ここは断定を避けて書く。家庭の事情は同じものが一つとしてないし、僕は親になったことがない。書けるのはこちらが持っていない権利についてだけだ。

会わせるかどうかを決めるのは、こちらではない

子どもに会いたいと望むこと自体は自然な感情だ。ただ、それを伝えて相手を動かす権利はない。会わせる時期も、会わせるかどうかも、決めるのは相手だ。

急かした時点で、相手の中では結論が出る。この人は子どもの状態より、自分の安心を先に置く人だ、と。子どもには、親の恋愛を受け止める準備ができていない時期がある。それを判断できるのは、毎日その子を見ている側だけだ。

こちらにできるのは、待っていることを言葉ではなく、急かさない期間の長さで示すことだけだ。

会う段階になったら、父親の顔をしない

相手が「一度会ってみる」と言ってくれた場合、そこでやることは決まっている。何もしないことだ。

しつけをしない。行儀を注意しない。高価なものを渡して気を引かない。将来の話をしない。その日は、母親の知り合いが一人増えるだけの日にする。関係を進める場ではなく、安全な人間だと確認してもらう場だ。

そして、これだけは線として引いておく。子どもを、相手との関係を進めるための材料に使わない。子どもに気に入られて外堀を埋めるという発想が一瞬でも出たなら、その時点で会うべきではない。

予定は最初から「動く前提」で組む

子どもがいる生活では、予定が動く確率がそもそも高い。我慢して受け入れるという話ではなく、動いても壊れない形で最初から組む設計の話だ。

取り消せない予約を先に取らない。遠出を毎回の基本にしない。自分の週末を空けたまま待たない。この3つで、相手が謝る回数が減る。謝らせない設計が、そのまま続きやすさになる。

なさ男

子どもに会えるかどうかは、こっちが決める話じゃない。ここだけは動かない。

「離婚協議中」「別居中」と言われたときに確認すること

ここは自衛の話なので、感情を抜いて書く。年齢が上がるほど、出会う相手に既婚者が混ざる確率は構造的に上がる。その構造は年上彼女のメリットとデメリットを整理した記事で扱った。ここで書くのは、「もう終わっている」と自己申告された場合の話だ。

手続きが終わっていないなら、婚姻はまだ続いている

「もう何年も別居してる」「離婚届を出すだけ」。こう言われることがある。嘘とは限らない。実際に生活が切れている人もいる。

ただし、生活が終わっていることと、法律上の婚姻が終わっていることは別だ。手続きが済んでいない限り、相手には配偶者がいる。そこで関係を持てば、それは不倫として扱われうる。当事者同士がどう感じているかとは無関係に、外側の枠組みはそう動く。

男性側にも慰謝料を請求されることがある

相手に配偶者がいると知りながら関係を持った場合、男性の側が慰謝料を請求される対象になり得る。ここは僕が判定できる領域ではないので断定はしない。金額も、認められるかどうかも個別の事情で変わる。必要になったら弁護士など専門家に相談すべき話だ。

ひとつだけ言えるのは、「知らなかった」が必ず通るわけではない、ということだ。不自然な点がいくつもあったのに確認しなかった、という経緯が残ると、話は面倒になる。

僕は不倫を勧めない。倫理の問題としてもそうだが、それ以前に、自分の生活を守る話として割に合わない。

確認は詰問ではない。曖昧にされたら進めない

書類を見せろという話ではない。相手のプライバシーに踏み込む権利はこちらにない。聞くのは一度でいい。いつ成立する見込みなのか、それだけだ。

誠実な相手なら、この質問に嫌な顔をしない。むしろ聞かれることを想定している。答えが濁るか、聞いたこと自体を責められたなら、その関係は成立してからにする。待てないなら、それはこちらの都合だ。

続くかどうかは、覚悟ではなく設計で決まる

最後に、続いていた関係に共通していたことを書く。意外なほど精神論がない。うまくいっている二人は、仕組みのほうを整えていた。

予定は、崩れても壊れない形で組む

会う日を「決めたら絶対」にしない。仮で置いて、直前に確定させる。相手からすると、この形が謝らずに済む。

逆に、何週間も前から楽しみにしていると見せると、相手は崩せなくなる。崩せない予定は無理をしてでも守られ、しわ寄せがどこかにいく。行き先はたいてい子どもか睡眠なので、結局こちらの首が絞まる。

連絡は量ではなく、返せる時間帯を合わせる

返せる時間が夜の1時間しかない相手に、昼のうちに5通送っても関係は前に進まない。溜まった通知が負担になるだけだ。返信が集中する時間帯は2週間ほど見ていれば分かる。そこに合わせて送り、返事が来ない時間帯には送らない。正解の回数を決めようとしないほうがいい。

自分の生活が自力で回っている状態を手放さない

会えない週にこちらが手持ち無沙汰になっていると、必ず伝わる。相手は自分のせいだと感じ、それ自体が負担になる。仕事でも趣味でもいいが、相手の予定に依存しない生活の柱が要る。

これは、離婚を経験した人が次に恐れているものと直結している。相手の人生が自分に寄りかかってくる状態を、その人はもう一度は引き受けたくない。依存しないことが、この関係では最大の誠意になる。

そして、この形で関係が続いた先で結婚が視野に入ったとき、年齢差の現実はもう一段違う顔で出てくる。そこはこの記事の範囲を超える。

バツイチかどうかで探すのを、やめたほうがうまくいく

離婚歴を条件にして相手を探すのは、結局のところ条件で人を選んでいる。冒頭に書いた「加点材料として扱う」と、やっていることが同じだ。

順番としては逆になる。真剣に長く付き合える相手を探した結果、その人にたまたま離婚歴があった。この形でしか成立しない。意識すべきは離婚歴の有無ではなく、生活のリズムが違う相手と付き合う覚悟があるかどうかだ。

そのうえで、年上の女性と真剣に出会いたいなら、母数がある場所を選ぶこと自体は理にかなっている。実際に登録者がいる場所については、年上女性60人以上と会った僕のアプリ比較に書いた。

なさ男

続いてる二人は根性で続けてない。無理のない形にしてるだけだ。

ここまで挙げた失敗を、点検の形にまとめた。相手のためにやっているつもりの行動が、どこまで自分の不安の処理になっているかを見てほしい。

バツイチの年上女性との距離 自己点検(12項目)

やりがちな失敗は、たいてい相手のためではなく自分の不安の処理でできている。当てはまる項目にチェックを入れてほしい。

0/ 12 個

当てはまる項目にチェックを入れると、その場で判定が出る。

入力した内容はブラウザの中だけで処理され、どこにも送信されない。最後の項目で判断に迷う点が残るなら、それは弁護士など専門家に相談する領域になる。

バツイチの年上女性との恋愛でよくある質問

離婚の理由を聞いてもいいのか

こちらから聞かないほうがいい。地雷を避けるために必要だと思いがちだが、実際に欲しいのは自分の安心で、その動機は聞かれた側に伝わる。相手が自分から話したときに、掘り返さず聞くだけでいい。話さないまま関係が続いても困らない。

「子どもがいるから」と断られたのは脈なしなのか

その言葉だけでは判断できない。事実としての制約である場合と、こちらの反応を見ている場合の両方がある。どちらでも取るべき行動は同じで、引くことだ。押して確かめると、事実なら生活を軽く見た男になり、試されていたなら答えが出る。

元夫と子どもが今も会っていることが気になる

気持ちは分かるが、そこは口を出す領域ではない。親子の関係は相手と元配偶者のあいだで決まることで、恋人が調整する話ではない。気になると伝えるのも避けたほうがいい。子どもとこちらを天秤にかける発言に聞こえる。

周囲や親に反対されそうで踏み出せない

反対されるのは、たいてい離婚歴そのものではなく、こちらが生活を説明できないときだ。収入、住まい、この先どうするのか。ここが言葉になっていれば、話は年齢や離婚歴から離れる。曖昧なまま紹介すると、相手の側だけが責められる。

離婚歴ではなく、目の前の生活のほうを見てほしい

冒頭の土曜16時に戻る。あれは僕が嫌われていたのでも、相手が恋愛に消極的だったのでもない。子どもが帰る時間から逆算された終了時刻だった。当時の僕は、それを好意の量として読んでいた。読み方を間違えただけだ。

芯をもう一度置く。離婚歴は減点材料ではないが、加点材料でもない。有利な条件として扱えば態度に出るし、過剰に持ち上げれば距離ができる。見るべきなのは経歴の欄ではなく、その人が今どういう時間割で動いているかだ。

最後に本音を書く。僕は結婚も離婚もしていない。だから、家庭が終わっていく過程がどれだけしんどいのか、本当のところは分かっていない。書けたのは、外側から見えた生活のリズムと、そこで男が踏む地雷の位置だけだ。

それでも一つ確かなことがある。うまくいっていた男に共通していたのは、誠実さの量でも覚悟の強さでもない。相手の生活のほうに合わせられるかどうかだけだった。土曜の16時に終わる関係を、16時に終わる形のまま続けられる人が残っていた。

あなたが今気になっている人は、条件でも属性でもなく、生活を抱えた一人の人間だ。その生活に合わせる気があるなら、離婚歴の話はもう終わっていい。

なさ男

離婚歴を受け入れる、って言い方をやめたときが本当のスタートだ。

この記事を書いた人

元ギャラ飲みキャスト(約200回)・元レンタル彼氏(指名80人)・ヒモ経験1年半。20代の大半を「女性に求められる側」で生きてきた32歳。恋愛とお金の交差点を、実体験と失敗談込みで書いている。詳しい経歴はプロフィールページで公開中。

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