ママ活の定期関係はひと握りだった。60人以上会った僕が条件を書く

単発でなら会えている。でも毎回そこで終わり、また一から探して初対面の1時間をやり直す。それに疲れて「ママ活の定期」を調べているなら、先に不都合な事実を置く。

僕は26歳から28歳にかけてアプリで60人以上の年上女性と会ったが、毎月決まったお手当をもらう関係まで進んだのは片手で数えられる人数だ。しかも全員、単発を重ねた後に向こうから切り出してきた。順番が逆になった例は一つもない

だからこの記事は作り方を約束しない。書くのは定期になる条件と、女性が「毎月」を選ぶ理由、そして終わり方だ。

目次

ママ活の定期関係は、60人以上のうちひと握りしかなかった

結論から書く。定期関係は狙って作るものではなく、単発を重ねた結果としてまれに発生する。まず、その「まれ」の母数を共有しておきたい。ここを勘違いすると、努力の方向がまるごとズレる。

この記事で言う「定期」を先に定義しておく

言葉の範囲を先に決める。この記事で言う定期関係とは、食事・会話・買い物の同伴といった合法的な範囲での交流が月1回程度のペースで続き、相手から継続的な支援がある状態だ。金銭を対価とした性的な関係は売買春であり違法で、このサイトでは扱わない。相手も自分も18歳以上(高校生を除く)が前提になる。

もう一つ外しておきたい誤解がある。定期は「月◯回で月◯万円」と条件を決めて結ぶ契約ではない。回数や月額をこちらから提示した時点で、それは取引の申し込みになる。僕が経験した定期は、毎月同じ週に会う習慣が続いていただけだ。

60人以上の内訳。定期まで残るのは片手で数えられる

会った人数を、関係の続き方で分けるとこうなる。金額ではなく「どこまで続いたか」の分布だ。

関係の続き方体感の多さ実際に起きていたこと
1回会って終わりいちばん多い互いに確認して、どちらからも連絡しなくなる
2〜3回続いて自然消滅次に多い返信の間隔が伸びて、そのまま止まる
不定期に半年以上続く少数月1のときも、3ヶ月空くときもある
毎月決まったお手当がある定期ひと握り会う週が固定される。相手からの提案で始まる

「不定期に続く」までなら、真面目にやっていれば届く。問題は最下段だ。ここだけ、努力量と成立率の関係がはっきり崩れる。

定期を目標に置くと、達成できない確率のほうが高い

厳しいが、事実として置いておく。60人以上会って片手で数えられるということは、目標にすれば大半の期間を「未達成」で過ごすという意味だ。しかも達成の可否を握るのは自分ではない。

裁量の外にある目標を置くと、人は焦る。焦った側は関係を急かし、急かされた相手は静かに離れる。僕も一度ハマっている。

なさ男

定期は目標にした瞬間に遠のく。狙わない人のところに、たまに来る。

定期の提案は、全員が相手から来た。逆になったことは一度もない

この記事でいちばん伝えたいのはここだ。僕が経験した定期関係は、例外なく相手からの申し出で始まっている。交渉の結果でもなければ、こちらの言い方が上手かったからでもない。実例と、逆をやって失敗した話を並べる。

4ヶ月目、伝票を財布に挟みながら言われた

相手は30代後半の会社員で、出会ってから月1回のペースで会っていた。平日の19時に待ち合わせ、彼女の選んだ店で2時間ほど話して解散する。それだけの繰り返しだ。条件の話は一度もしていない。

4回目の帰り際だった。会計を済ませた彼女が、控えの伝票を長財布に挟みながら、こちらを見ずに言った。「毎月この週で決めちゃっていい?そのほうが私が楽だから」。僕は「はい」としか言えなかった。定期という言葉すら出ていない。彼女が話したのは、自分の予定のことだけだ。

後から思えば、あれは僕への評価ではなく、彼女のスケジュール管理の一部だった。毎月どこかで息を抜く時間を確保したい。その枠に、たまたま僕が収まっただけだ。選ばれたのではなく、空いていた枠に入った。この感覚は今でも変わっていない。

僕から提案したときは、既読のまま2日置かれた

逆をやった記憶のほうが鮮明だ。別の相手と3回会った時点で、僕は欲を出した。会うたびに食事をごちそうになっていて、感触も悪くない。だから「よかったら、毎月決まった形にできませんか」と送った。

既読はすぐについた。返信は来なかった。2日経って届いたのは「ごめん、来月ちょっと忙しくて」の一行だ。責める言葉も、断りの言葉もない。ただ、来月の話にすり替えられていた。その後こちらから一度だけ連絡して、それきりになっている。

当時は「重いと思われたのか」と考えた。今は違う。彼女は僕を嫌ったのではなく、来月以降の予定を他人に決められかけたのだ。3回しか会っていない相手に半年先の枠を押さえられそうになれば、警戒するほうが自然だ。

だから僕は「定期は交渉で作れない」と言い切る

定期の提案とは、相手にとって「来月も再来月も、この人にこの金額を出せる」という予測の宣言だ。予測は説得で作れない。相手が自分の生活を見て、勝手に立てる。こちらが提案しても、材料がなければ何も起きない。

逆に、材料が揃っていれば向こうから言ってくる。言ってこないのは、まだその段階にないというだけの話だ。60人以上と会って学んだのは、この一点に尽きる。関係は焦った瞬間に安くなる。定期の話は、その典型例だ。

なさ男

提案が来ないのは嫌われたからじゃない。まだ材料が揃っていないだけだ。

定期になる条件を、相手側と自分側に分けて整理する

ここからは冷静な整理の話だ。定期が成立する条件は、男側の要因と相手側の要因に分けられる。両方を並べると、影響の大きさが露骨に偏る。自分の努力でどこまで届くのかを先に把握しておきたい。

条件を一覧で並べると、偏りが見える

条件どちら側の要因か影響の大きさ自分で変えられるか
毎月出せる可処分所得がある相手側最大不可
生活リズムが安定している相手側不可
来月も同じ額を出せる確信相手側不可
人生の局面が落ち着いている相手側不可
会うたびに一定の満足がある両方一部可能
予定と連絡が安定している自分側可能
条件を要求してこない自分側可能
そもそも会う母数がある自分側前提可能

「不可」が並ぶ上4行が、定期の成否を握っている。自分の努力と無関係だという事実は、受け入れるのに少し時間がかかる。僕もそうだった。

相手側の条件のほうが、圧倒的に大きい

毎月固定で数万円を出すのは、相手の家計にとってサブスクを一つ増やすのに近い判断だ。来月の収入と予定が読めていないと決められない。役職が変わる時期、住宅ローンを組んだ直後、家族の事情が動いている最中。こういうタイミングでは、相性がよくても提案は出てこない。

つまり定期を提案できる女性は、金銭的にも時間的にも余裕が安定している層に偏る。この層はそもそも数が少ない。母数の小ささはここから来ている。金額のレンジはママ活の相場と僕の実額レンジをまとめた記事で数字ごと開示しているので、そちらに任せる。

自分側にできるのは、母数と一貫性の2つだけ

では男側にできることは何もないのか。そうではない。ただし会う母数を確保し続けることと、会えた相手に一貫した振る舞いを保つことの2つに絞られる。

母数が要るのは、上4行の条件を満たす相手が確率的にしか現れないからだ。一貫性が要るのは、条件が揃った相手の前で自滅しないためだ。地味だが、唯一こちらの手の内にある変数でもある。

なさ男

条件の大半は相手の家計と生活の中にある。こっちの努力は、その残りだ。

なぜ女性は「毎月」という形を選ぶのか

ここは相手側の心理の話だ。男から見ると定期は「安定した収入源」だが、出す側の景色はまったく違う。彼女たちの言葉と行動から読み取った限り、動機は収入の提供ではなく生活の設計にある。

毎月固定は、相手にとって継続契約と同じ重さがある

単発でごちそうするのと、毎月決まった額を出すのとでは、心理的な負荷がまるで違う。前者はその日の気分で決められるが、後者は将来の自分を縛る決定になる。口に出した時点で、相手の側にも義務感が生まれる。

だから彼女たちは慎重だ。一度始めたら自分の都合で急にやめるのは気まずく、それを想像できる人ほど提案までに時間をかける。僕の場合、どの相手も3ヶ月から半年の単発期間があった。あれは値踏みではなく、自分の決断を確かめる時間だったのだと思う。

こちらを管理したいのではなく、自分の予定を確定させたい

「毎月この週で」と言われて束縛だと感じる人がいるかもしれない。実際は逆だ。あれは相手が自分のカレンダーを埋める作業であって、こちらの行動を管理する意図はほとんどない。

仕事に追われている人ほど、予定を都度調整するのが面倒になる。「今月いつ空いてる?」を毎回やり取りするコストは、思っている以上に高い。だから枠を固定する。定期化の動機は、感情よりも先に手間の削減にある

切りたくなる兆候は、だいたいこちらの態度に出ている

続いていた定期が終わりに向かうとき、相手の中では先に「面倒だ」が育っている。僕が切られた場面を振り返ると、引き金は次のあたりだ。

  • 当日や前日のキャンセルが2回以上続く
  • こちらから金額や頻度の話を持ち出す
  • 他の相手の存在を匂わせる
  • 返信の間隔が急に伸びる、または急に短くなる
  • 会うたびに愚痴や相談が増えていく

共通しているのは、どれも相手の手間を増やす行為だという点だ。手間の削減として始まった関係が手間を生む関係に変われば、続ける理由がなくなる。単純な理屈だが、だからこそ避けやすい。

なさ男

彼女たちが買っているのは、考えなくていい時間だ。手間を返した瞬間に終わる。

単発が定期に変わるまでの時間を、実際の流れで追う

提案が来るまでに何が起きていたかを時系列で並べる。「こうすれば定期になる手順」ではない。定期になった関係を振り返ると、だいたい同じ経過をたどっていたという記録だ。

STEP

初回の顔合わせは1時間で終わらせる

昼か夕方のカフェで60分から90分。ここで次の話を取りに行かない。当日の段取りはママ活の顔合わせの流れと服装や会話をまとめた記事に書いたので、そこを前提に進める。

STEP

2〜3回目で、会う間隔が自然に決まる

月1なのか、2ヶ月に1回なのか。相手の誘い方を見ていれば分かる。ここで頻度を上げようと交渉しない。相手のペースに合わせるほうが長く続く。

STEP

3〜4ヶ月、こちらから条件の話をしない

いちばん長く、退屈な期間だ。成果が見えないので焦る。ここで金額や頻度を持ち出した関係は、僕の場合そこで止まっている。

STEP

相手の生活の話が増えてくる

仕事の繁忙期、家族の予定、来月の出張。こういう情報が自然に出るようになったら、相手の中でこちらが「予定に組み込む対象」に変わりつつある。

STEP

会計のあとに、向こうから形の話が出る

「毎月この週で」「来月も同じくらいで」。言い方は人それぞれだが、必ず相手の都合の説明とセットで出てくる。ここで初めて、定期という形が生まれる。

この5段階のうち、こちらが操作できるのはSTEP1とSTEP3の態度だけだ。残りは相手の中で進行する。だから「何ヶ月やれば定期になる」という計算は成り立たない。同じことをやって何も起きなかった相手のほうが多い。

定期を続けるためにやっていたことは3つだけだった

始まった後の話もしておく。ここは完全に実務で、面白い要素は何もない。会話術でも贈り物でもなく、拍子抜けするくらい地味な習慣が結局いちばん効いた。

予定を崩さない。これが一番効いた

一度決めた日を、こちらの都合で動かさない。体調不良以外でリスケしたことは一度もない。日程を提示されたら、その日のうちに返す。毎月同じ日に予定を入れている相手が月によって「その日はちょっと」と言い出したら、次から確定枠として扱えなくなる。定期を支えているのは信頼ではなく、予測可能性だ

返信を放置しない。速さより間隔の一貫性

即レスがいいという話ではない。普段から即レスの人が急に半日空けると、それだけで「何かあったのか」と思わせる。大事なのは、いつもと同じ間隔で返ることだ。僕は日中は数時間空くが夜には必ず返す、というリズムを固定していた。内容も盛らない。仕事中に長文が届くのは、相手にとって処理コストでしかない。

前に話した仕事の話を覚えている

これが3つの中で唯一、技術らしい技術だ。前回聞いた案件、揉めていた取引先、来月の発表。次に会ったとき、こちらから「あれ、どうなりました」と聞く。それだけで会話の入り口が要らなくなる。

この習慣は、レンタル彼氏をやっていた頃に仕込まれた。指名約80人・累計約500時間も相手をしていると、覚えていない人間はすぐ切られる。逆に、覚えている相手のところには何度でも指名が戻ってくる。記憶は、いちばん安く手に入る誠意だ

食事だけの範囲は、始まった後も崩さない

定期になると、関係が親密になったと錯覚しやすい。だが支援の継続は、好意の総量とイコールではない。線引きは最初に決めた場所から動かさない。線をどこに引きどう伝えるかはママ活が食事だけで成立するのかを書いた記事で実際のやり方まで扱っている。都合のいい男にならないための基準もそちらだ。

なさ男

やっていたのは、時間を守って、返して、覚えているだけ。それ以上は何もない。

定期は終わる。相手の人生の局面が変わると、需要そのものが消える

ここは冷静に読めない話なので、身も蓋もないところから書く。僕が経験した定期は、全部終わった。しかも、こちらのミスで終わったものはほとんどない。終わらせたのは、相手の人生のほうだった。

終わり方は、喧嘩ではなく静かなフェードアウトだった

一人は転勤だった。名古屋に異動が決まったと聞かされて、最後に一度会って、それきりになった。もう一人は仕事の繁忙期に入ったまま戻ってこなかった。三人目は、家族の事情としか言われていない。詳しくは聞いていないし、聞く関係でもなかった。

共通しているのは、誰一人として僕を責めなかったことだ。「あなたに不満がある」と言われたことは一度もない。ただ、彼女たちの生活の中に、毎月ひと晩を空ける余白がなくなっただけだった。需要が消えるというのは、こういう形で起きる

「今月はごめん」が2回続いたら、それは終わりのサインだ

予兆はいつも同じだった。毎月固定だった枠が「今月はごめん、来月にしてもいい?」に変わる。1回目は本当に忙しいのだと思う。だが2回続いたときは、僕の経験上ほぼ戻らなかった。

ここで追いかけるかどうかが分かれ道だ。僕は追いかけない側を選んできた。追いかけた分だけ相手の負担になるからだ。終わる関係を延命させても、後味が悪くなるだけだった。

残ったのは金の穴ではなく、空いた予定だった

終わった直後、意外なほど金銭的な焦りはなかった。堪えたのは別のところだ。毎月第3週の夜が、ただの平日に戻る。それまで自動的に埋まっていた枠が、急に空白になる。カレンダーを開くたびに、そこだけ白いのが目に入った。

そのとき初めて、自分が金だけをもらっていたわけではなかったと気づいた。月に一度、誰かに予定を空けてもらえているという事実が、20代の僕を支えていた。それがなくなると、収入以上に生活の輪郭がぼやける。定期を失うというのは、収入源より先に予定を失うことだった

なさ男

切られたんじゃない。相手の生活から、その枠が消えただけだ。

定期が1つだけの状態は、収入としては最も危ない

ここは警告として書く。定期にたどり着くと、それだけで安定を手に入れた気になる。だが収入として見ると、定期が1本だけの状態は極めて脆い。同じ構造で一度失敗しているから、断言できる。

定期1本の収入は、太客1人の収入と同じ構造だ

僕はギャラ飲みの男性キャストを約200回やっていた頃、一人の太客に売上の大半を預けていた。その人が離れた瞬間に収入は消えた。顛末はママ活はやめとけと言われる理由を検証した記事に書いたので、ここでは構造だけ言う。収入源が1本の状態は、相手の都合ひとつで全額が消える。そして前章のとおり、定期はこちらに落ち度がなくても終わる

生活費を乗せた瞬間、断れない側になる

金額の問題より、こちらが厄介だ。家賃や生活費をその収入で払い始めると、切られたくないという動機が生まれる。すると、断りたい誘いを断れなくなる。都合のいい男になる入口は、たいてい金の依存側にある。この関係から入る金は、生活の基盤に混ぜないほうがいい。もうひとつ、定額の入金が何ヶ月も続くと税の側の論点も立ってくる。金額の大小とは別に、説明できる形にしておいたほうがいい。

定期ができても、単発の入口は開けておく

現実的な対策は一つだ。定期が1本できても、そこで探すのをやめない。母数を保つのは、条件を満たす相手に出会う確率の話であると同時に、依存を防ぐ話でもある。

そもそも会える相手が少ない段階なら、探す場所から見直したほうが早い。僕が使っていたアプリと選び方はママ活相手の探し方とアプリの選び方をまとめた記事に書いてある。定期を狙うより、単発を安定して重ねられる状態を作るほうが、結果的に定期に近い。

なさ男

定期に生活を乗せるな。乗せた瞬間、断れない男になる。

定期1本への依存度を計算する

受け取っている額と毎月の生活費を入れると、その定期が終わった翌月に何が起きるかが出る。相場を示す数字ではなく、入れた条件をそのまま並べたものだ。

月の収入の合計
収入に占める定期の割合
定期が消えた翌月の収支
構造の判定

計算はブラウザの中だけで行われ、入力した数字はどこにも送信されない。金額について税や法律の判断はしない。

ママ活の定期関係でよくある質問

定期関係になるまでに、どれくらいの期間がかかる?

僕の場合はどれも3ヶ月から半年だった。ただ「その期間続ければなる」わけではない。同じ期間を重ねて何も起きなかった相手のほうがはるかに多い。期間は条件ではなく、後から振り返ったときの数字だ。

自分から「定期にしませんか」と言うのはダメ?

禁止ではないが、勧めない。3回会った相手に提案して、既読のまま2日置かれた。相手には来月以降の予定を先に押さえられる話に映るからだ。頻度を上げたいなら、次の1回の候補日を出す程度に留めたい。

会う前から毎月の条件を提示してくる相手はどう見ればいい?

慎重に見たほうがいい。実際に定期になった相手は全員、何ヶ月も会った後に話を出してきた。一度も会っていない段階で好条件を提示するのは順番として不自然だ。良すぎる話は、まず疑う対象にしている。

定期が1人いれば、それで生活できる?

できないし、やめたほうがいい。相手の転勤や繁忙期ひとつで、落ち度がなくても終わる。生活費を乗せると切られたくない一心で断れなくなり、関係の性質まで変わる。臨時収入として扱うのが現実的だ。

定期の相手に、会う頻度を増やしてほしいと頼んでもいい?

勧めない。頻度は相手の生活リズムで決まっていて、こちらの希望で動く部分が小さい。増やしてほしいという要望は、相手には手間の追加として届く。定期が終わる引き金の多くは、この種の要求だった。

定期は目標にするな。単発を積んだ先に、たまにあるだけだ

最初の問いに戻る。「また会おう」が「定期的に」に変わるのは、こちらが何かを変えたからではない。相手の生活の中に、毎月ひと晩を空ける余白ができたときだ。その余白ができるかどうかを決めているのは、相手の家計と仕事と人生の局面であって、こちらの言葉ではない。

だから僕は、定期を目標に置くことを勧めない。やることは単純だ。会う母数を保ち、予定を崩さず、返信を放置せず、前に聞いた話を覚えておく。そのうえで、線引きを動かさない。これを続けた先に、ごくたまに提案が来る。来なくても、それは失敗ではない

僕は172cmの痩せ型で、顔は自分で言うのもなんだがイケメン未満だ。交渉も下手で、自分から切り出したときは全部外している。それでも60人以上のうち、ひと握りとは定期の関係になれた。理由を一つ挙げるなら、約束した日を一度も動かさなかったことだと思う。

そして、その定期も全部終わった。残ったのは金ではなく、空いた予定だった。だから最後にもう一度だけ書いておく。定期は、生活を乗せる場所ではない。

なさ男

狙って作れないものを目標にするな。積み上げた先に、たまにあるだけだ。

この記事を書いた人

元ギャラ飲みキャスト(約200回)・元レンタル彼氏(指名80人)・ヒモ経験1年半。20代の大半を「女性に求められる側」で生きてきた32歳。恋愛とお金の交差点を、実体験と失敗談込みで書いている。詳しい経歴はプロフィールページで公開中。

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